山の記録

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穂高

2005.10.08(Sat)

2005年10月8日(土)〜10(月)
穂高(奥穂高:3190m)に登る。

とうとう穂高に登るときが来た。NHKの番組「穂高の四季」を見てから、穂高は僕の目標になった。
正直、経験不足の僕にはまだ登るのは早いかもしれないが準備万端でのぞんだ。


日付2005年10月8日(土)〜10(月)
場所穂高(奥穂高:3190m)Map
ルート【1日目】
上高地(12:38)→ 涸沢(17:37)
【2日目】
 涸沢(7:39)→ 北穂高(10:42)→ 涸沢岳(13:37)→ 穂高山荘(13:57)
【3日目】
穂高山荘(5:44)→ 奥穂高(7:29)→ 前穂高(10:42)→ 岳沢ヒュッテ(13:23)→ 上高地(14:43)→ 涸沢岳(13:37)→ 上高地バスターミナル(14:54)
メンバーまつやま


10月8日(土)/ 1日目  —  雨
12:38 上高地
新宿発(7:30発)のさわやか信州号(バス)に乗って12:30着で上高地に到着。残念ながら雨である。天気予報で雨だということは知っていたがさすがにがっかりする。雨具を来て出発する。雨は常に降っていて時々強く降ることもあるのでカメラを出して撮影するのはあきらめることにした。今日は調子が良ければ涸沢まで行けるだろうか?雨だしペースが上がらなければ横尾どまりにする。
途中、インド人の若者に声をかけられ話をしながら歩く。横尾まではだらだらした道が続くだろうからちょうど良かった。インドの若者は涸沢まで紅葉を見に行くと言っていたが、靴をみて驚いてしまった。運動靴やん。。。ネパールのシェルパは裸足でエベレストの荷揚げをしたというから、まぁ問題ないだろう(ということにする)。。。
インドの青年と話をするとどうやら一週間日本に滞在するらしくインドにない紅葉を見に涸沢まで行くという。へぇ〜〜。
徳沢をすぎても雨は一向に弱くならず、強いままだった。強い雨のなか横尾に着く。
もう15:00をまわっていたので、このままいくと涸沢につくのは17:30頃になり日も落ちているだろう。僕はどうしても今日中に涸沢まで行きたいが、インドの青年をこのまま涸沢までつれていくのも危険で事故などがあった場合責任も持てないので、青年に今日は横尾にとどまり明日涸沢まで行くように説得する。青年も理解してくれたようで、横尾山荘の主人に後のことは頼んで僕は涸沢に向かうことにした。

17:37 涸沢ヒュッテ
日が落ちたのでヘッドランプを付ける。 相変わらず雨が降る。僕と同じように今日涸沢まで行きたい人がかなりいるようだ、涸沢まで10人ぐらいの人を抜いたかな?雨で沢の水が増水して皆なかなか渡れないようだった。 雨の中、涸沢ヒュッテに到着し、急いでテントをはる。天気予報だと明日は晴れだ。明日の涸沢からの紅葉を期待しながら眠りにつく。 風が強くてテントが揺れてなかなか眠れない。


10月9日(日)/ 2日目  —  晴

7:39 涸沢1
朝起きてみると、驚くほどの快晴だ。紅葉もすばらしいので更に驚きすぎてしまった。そして更に驚いたことにテントが半壊していた。暗闇の中でテントをはったこともありひもの張り方が甘かったのが原因らしい。風邪も強かったしなー。
7:39 涸沢2
さすがにテントももの凄い数だ。何枚も写真を撮りすぎてしまって、予定出発時間を過ぎており、朝食を急いでかき込む。 今日は北穂高に登り、最低コル→涸沢岳→穂高山荘まで行く予定だ。
8:49 涸沢から北穂高の途中1
奥穂高、前穂高をながめながら高度を上げてゆく。涸沢をベースに北穂高までピストンする人たちも多かった。
8:56 涸沢から北穂高の途中2
北穂が近くに迫ってきた。雲が全く無くなったので、もしかしたら山頂から槍ヶ岳が見えているかもしれない。
10:42 北穂高山頂
途中、渋滞にあいながらも北穂に到着。やっぱり槍が見えていた。みんな写真をとりまくってるなー。 槍を目指してキレットの方に行ってしまいそうだ。いやいや、奥穂に行かなければ。
10:55 ドーム付近
北穂から戻り涸沢岳方面に向かう。 へーこの道を行くのかーー。ルートが見えないよ。本当にこの道を行くのか?行けば分かるのか?●印を頼りに歩を進める。
12:34 最低コルから危険地帯を見上げる
おー階段がいくつも連なっとる。更に上の方では鎖を持ってトラバースしながら進んでいるようだ。さすがに渋滞気味のようだ。 下ってくる人に話を聞いてみると、恐い恐いと連呼していた。まじでーと思いながら登ってみるとやっぱり恐かった。ゆっくり進むしかないですね。下りの人はもっと恐いはず。 結局、北穂から涸沢岳まで標準コースタイムの倍以上の時間がかかってしまった…ビビりながらだったので仕方ないか…ってビビりすぎかも。
13:37 涸沢岳山頂
ひーこら、ひーこらと危険地帯を抜け涸沢岳に到着。看板のところで写真を撮りたいのだけれど、人が写真撮影に夢中でなかなかどいてくれない。何を撮影しているだろうか?
13:38 涸沢岳からブロッケン現象
やっとどいてくれたので上がってみるとブロッケン現象が出ていた。これを撮影してたのかー。僕も初めて見るのでびっくりしてしまった。 風が強いので早めに穂高山荘に向かう。
13:57 穂高山荘
今日の目的地に到着する。 テントをはるか山荘に泊まるか迷ったが風でまたテントが半壊するのもいやだし、初めて山荘に泊まるのもいい経験になるだろうと思い山荘に泊まることにする。 山荘は混み混みで一畳に2人寝なければならないらしい。でもラッキーなことに僕は1人で寝ることができた。 山荘というのは色々な人間模様がありますね。僕の隣の中年男性と若めの女性2人組の話を横できいていると2人の関係はどうやら不倫らしい。。不倫登山かー、なんか新しいな。女性が男性に「北海道のかにが食べたい〜〜。ねぇつれてって〜〜。」となど言っていた。まぁ色々な人がいるわけで一般社会と同じか。。 それにしても山荘のご飯はおいしかったなー。テント泊でレトルト食品ばかりの僕には美味しすぎてほっぺたが落ちそうだった。 消灯と同時に眠りにつく。


10月10日(月)/ 3日目  —  早朝強風&ガス、午後晴れ

5:44 穂高山荘
朝起きてみると昨日とはうって変わってガスガスだ。風もかなり強くなっていた。昨日のうちに登っておけば良かったかなー。奥穂高にむけて登り始めている人もいるので僕も山頂に出発するも風が猛烈に強くて先に進むことができない。何度もチャレンジするがやはり進むことができない。奥穂への登頂をあきらめようかと思ったが、風が落ち着くのを待ってから進むことにする。 1時間ぐらい待つとなんとなく風が弱くなったようだ。ベテランのおばさんいわく風が強いのは登りはじめの辺りだけらしい。おばさんを信じて今度こそ引き返さないと決めて進む。やはり風が強いぞ。。。こんな強風体験したことがない。。。なんつったって風の音が違うのだ。ピューではなくてゴゴゴゴゴゴーーという聞いたこともない音だ。おばさんは強いのはここだけだというし信じて前に進む。しばらく行くと山頂まで行って戻ってくる人もいたので勇気づけられ更に進む。
7:29 奥穂高山頂
苦しみながらも山頂に到着。風が強いぜ。しかもガスガスで何も見えない。ジャンダルムなんてどこにあるのやら。 ここから山荘方面に引き返すか、吊り尾根の方に行くか迷う人がかなりいた。風が強いので当然だろう。僕も少々迷ったが、前穂高に登りたいので、吊り尾根に道をとることにした。さすがに西穂高に行く人はいないようだった。
8:47 吊り尾根
吊り尾根か前穂方面を見る。まだ風が強い。ガスが真横に動いている。 風が強くて危険なので自然とパーティーができてしまった。危険なときはお互い様で、助け合いが必要だ。 ゆっくり歩きすぎて紀美小平まで2時間半かけて行く。
9:37 吊り尾根
吊り尾根から西穂高方面を見る。だいぶガスが晴れてきたようだ。 それにしても切り立った尾根だなー。あんなところを歩けるとは思えない。でも近い将来行きたいなー。
10:35 前穂高山頂
紀美小平で即席パーティーは前穂に寄る人とそのまま岳沢まで下る人に別れる。 僕は紀美小平にザックをデポして前穂を駆け上がる。紀美小平から約20分で登頂できた。 結局、パーティーの中で前穂に登ったのは僕を含め3人だけだったようだ。前穂からの眺めはすばらしく表銀座の山々や常念岳、蝶ヶ岳が一望できた。来た尾根から登ってきた人たちがけっこういたな。 前穂に登った3人のうち1人は前穂でもう少し粘って写真を撮りたいというので僕ともう1人で先に降りることにする。
11:28 紀美小平
前穂から降りてくる。紀美小平から岳沢までの道もかなり急な下りのように見えたが大丈夫だろうか?
12:15 岳沢パノラマ付近
岳沢パノラマから岳沢ヒュッテが見えている。涸沢同様、岳沢も紅葉がすばらしい。
13:23 カモシカ立場
僕と一緒に下ってくれたおっさんはなかなかの健脚だ。おっさんが早くてどうしても僕が遅れ気味になるのだが、おっさんはときどき立ち止まって僕を待ってくれた。迷惑かけてすいません。 僕が遅れ気味なのでそれほどペースは早くないはずだが、なんと先ほど別れたパーティーに追いついてしまった…お、遅すぎるんじゃないか? 僕とおっさんは少々戸惑ってしまった。バスの時間があるので〜〜ってことにして先に行かせてもらうことにした。山での遅すぎる行動は命取りになるような気がするなー。
13:23 岳沢ヒュッテ
岳沢ヒュッテですこし休憩する。上高地からここまでハイキングするだけでも十分楽しめるだろう。
13:26 岳沢
前穂を振り返る。あんなところから下ってきたなんて。
14:09 天然クーラー
写真にうまくおさめることができなかった。ひやひやした空気が少しでてたな。
14:31 上高地 前穂高登山口
ようやく上高地に降りてきた。岳沢からの道はそんなに時間はかかってないのだけれど長く感じたなー。
14:43 上高地
上高地から奥穂を振り返る。僕が山頂にいたときとはうって変わってガスは晴れたようだ。山頂からの見晴らしはさぞかしいいに違いない。 あそこに登ったんだなーとすこし感傷的になった。
14:54 上高地バスターミナル
お世話になったおっさんとお別れの挨拶をする。 バスに乗り帰路につく。